セイコーマートのPB“セコマ”から新発売されたカップ麺「黒胡椒コムタン味ラーメン」を食べてみました。(2024年1月15日発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、韓国の定番スープでお馴染み“コムタン”の味わいをラーメンにアレンジ、牛の旨味とコクに黒胡椒を組み合わせたことによってメリハリのある味わいに際立ち、そこに食感滑らかな丸刃の中太麺が食欲を満たす一杯、“黒胡椒コムタン味ラーメン”となっております。(値段:税別128円)
※セイコーマートは道外だと残念ながら埼玉と茨城にしかありません。
ご覧の通りパッケージには、“コムタン”を特に強調した“黒胡椒コムタン味ラーメン”といった商品名が記載され、今回は乳化感のあるスープに臭みのない牛の旨味をしっかりと利かせ、シンプルながらも黒胡椒がちょうど良いアクセントとなり、最後までじっくりと味わえるフレーバーで、セイコーマートのPBカップ麺としては以前ご紹介した“旭川 醤油ラーメン(2024年1月8日発売)”に続く一杯です!
一方こちらには白濁としたコク深いスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…大豆加工品・ねぎ・卵が使用されているようで、コク深くも後味すっきりとしたコムタンはクセになりますから、じんわりと染み渡る美味しさは寒いこの季節にぴったりです!(“コム”はじっくりと煮込む、“タン”はスープを意味します。)
また、エネルギー247kcal・食塩相当量3.7gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも北海道ならではのものが多いんですが…定番の味わいはもちろん、今回のようにひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にも関わらず決して侮れない仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
そしてその特徴としては、“ビーフの旨味と黒胡椒の風味”と記載されているように、臭みのないビーフの旨味をしっかりと利かせ、黒胡椒で味を調えた後味の良いコムタンをカップ麺に再現、具材に使用された大豆加工品からも良い旨味が滲み出し、あっさりとしたテイストながらも物足りなさを感じさせることもなく、最後まで飽きの来ない仕上がりとなっています!
ちなみに韓国グルメを再現したフレーバーと言えば…以前ご紹介した“ユッケジャン風ラーメン(2021年11月15日発売)”や“海鮮だしチゲ味ラーメン(2023年11月13日発売)”と数としては非常に少なく、PB商品らしくリーズナブルな値段ということもあって“おにぎり”のお供にもちょうど良いですし、“セコマ”の数多く発売されているカップ麺の中でリピートしている方も多いかもしれませんね!
他にも特徴として…麺は丸刃の中太フライ仕様でほんのり味付けを施したことでスープとの馴染みも非常に良く、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、牛の旨味やコクを凝縮したコムタン風スープとともにじっくりと楽しめるというわけです!
牛の旨味をうまく活かしたコク深くもキリッとしたコムタン風のスープは、特に独特の臭みや脂っこさもなくまろやかなテイストで、メリハリを付ける黒胡椒とのバランスが非常に良く、すっきりとした飲み心地が最後まで飽きさせることもなく、素材の旨味を活かした万人受けするとも言えるフレーバーとも言え、具材に使用した大豆加工品からも良い旨味が滲み出し、そこに食感滑らかな丸刃の中太麺が絶妙にマッチした最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
黒胡椒コムタン味ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから新発売されたフレーバーのひとつで、牛の肉などをじっくりと煮込んだコムタンをカップ麺に再現、臭みもなくコク深くまろやかなスープに仕上げ、黒胡椒でメリハリのある口当たりを引き立て、そこにすすり心地の良い丸刃の中太フライ麺が絡む大変リーズナブルな一杯、“黒胡椒コムタン味ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードル・ラーメンはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにご紹介してきましたが、PB商品ということもあって若干量は少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(値上がりしたとは言えレギュラーサイズでほとんどが税別128円という価格!)
- 旭川 醤油ラーメン(2024年1月8日発売)
- ねぎごま豚骨ラーメン(2023年10月16日発売)
- 鶏だし塩そば(2023年8月28日発売)
- 旨辛麺(2023年6月12日発売)
- チリトマト味ヌードル(2023年5月15日発売)
- 鶏油香る 鶏塩ラーメン(2023年4月3日発売)
- ニンニク鶏白湯ラーメン(2023年3月6日発売)
- 旨辛味噌キムチラーメン(2023年2月6日発売)
- 焦がし風味のねぎうどん(2023年1月16日発売)
- 鴨だし中華そば(2023年1月6日発売)
- ピリッと辛い ネギ塩ラーメン(2022年11月14日発売)
- 生姜醤油ラーメン(2022年10月17日発売)
- 鶏ねぎそば(2022年8月29日発売)
- 函館塩ラーメン(2022年7月11日発売)
- 辛口スタミナラーメン(2022年6月13日発売)
- 豚丼味の焼そば(2022年4月25日発売)
- 煮干塩ラーメン(2022年4月4日発売)
- 貝だし醤油ラーメン(2022年2月28日発売)
- 激辛ねぎみそラーメン(2022年2月7日発売)
- 肉汁うどん(2022年1月17日発売)
- 焦がし鶏白湯ラーメン(2022年1月10日発売)
- ユッケジャン風味ラーメン(2021年11月15日発売)
- 生姜塩ラーメン(2021年10月18日発売)
- カニだし味噌ラーメン(2021年9月27日発売)
- 濃いつゆ ラー油そば(2021年8月30日発売)
- えびだし塩ラーメン(2021年7月12日発売)
- 青唐辛子ねぎラーメン(2021年6月14日発売)
- 背脂醤油ラーメン(2021年5月24日発売)
- 山わさび塩焼そば(2021年4月26日再発売)
- ニンニク豚しお味ラーメン(2021年4月5日発売)
- 魚粉とんこつラーメン(2021年2月22日発売)
- 焦がし醤油ラーメン(2021年2月8日発売)
- 濃厚味噌 キムチうどん(2021年1月25日発売)
- 鴨だしラーメン(2021年1月4日発売)
- 焦がしラード塩ラーメン(2020年11月16日発売)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(17年11月18日発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっており、定期的に商品展開されているため、これからも毎回新商品をご紹介していきます!(改めて見ると頻繁に新フレーバーが次々と登場していますね。。)
また、この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“黒胡椒コムタン味ラーメン”がどれほど牛の旨味とコクを利かせたまろやかなコムタン風のスープに仕上がっているのか?具材に使用された大豆加工品や“ねぎ”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもすすり心地の良い丸刃の中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り247kcal(めん・かやく228kcal / スープ29kcal)となっております。(塩分は3.8g)
カロリーは、レギュラーサイズで若干少なめ・後味すっきりとした中にも牛の出汁がしっかりと利いた飽きの来ないテイストということもあって非常に低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています!
ちなみに1食当たり58g、麺の量は50gとのことで夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!(同シリーズの縦型カップ麺はほとんどが麺量50gとなっています。)
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと29kcalと牛の出汁を利かせたコク深くもキリッとした口当たりが絶妙にマッチし、素材の旨味をしっかりと活かしたまろやかな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やビーフエキスをはじめ…
- 乳化油脂
- おからパウダー
- ポークエキス
- 香辛料
- ネギエキス
- オニオンパウダー
- 香味調味料
- 乳等を主原料とする食品
- ポーク調味料
といった、コムタンらしく牛の旨味を中心に様々な材料が使用されているものの、クセのない後味さっぱりとしたテイストをカップ麺に再現、サラッとした仕上がりの割にコクや深みがあり、物足りなさを感じさせることのないメリハリの付いた味わいを想像させる材料が並びます。
製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造はエースコックのようですね!このように“セコマ”のカップ麺は各フレーバーによって委託している製造所が異なります。
※“とろみ生姜かきたまそば”や“小海老天そば”、“濃いつゆ ラー油そば”など蕎麦に関しては“株式会社カナヤ食品”が製造所となっています。
JANコード | 4985908859942 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、デキストリン、ビーフエキス、乳化油脂、おからパウダー、砂糖、ポークエキス、香辛料、ネギエキス、たん白加水分解物、オニオンパウダー、香味調味料、乳等を主要原料とする食品、ポーク調味料)、かやく(大豆加工品、ねぎ、卵)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、微粒二酸化ケイ素、香料、増粘多糖類、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (58g) 当たり]
熱量 | 247kcal |
---|---|
たんぱく質 | 5.9g |
脂質 | 8.4g |
炭水化物 | 36.9g |
食塩相当量 | 3.8g めん・かやく: 1.1g スープ: 2.7g |
ビタミンB1 | 0.24mg |
ビタミンB2 | 0.28mg |
カルシウム | 197mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、他に“スパイス”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、中身は黒胡椒と思われる粉末タイプの仕様で、お好みの量で調整できるのが良いですね!
また、具材には…
- 大豆加工品
- ねぎ
- 卵
が入っています。
さらに、麺はすすり心地の良い丸刃の中太フライ麺が採用されていて、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、すすった際に香る黒胡椒の風味やフライ麺特有の香ばしさなんかも期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はほどよい弾力とコシが加わり、まだスパイスを加える前の状態ではありますが、臭みのない牛の旨味やコクが凝縮されたコムタン味のスープに黒胡椒で味を調えたことで最後まで飽きの来ないクセになる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここにスパイスを加えていきます!
すると…シンプルに黒胡椒が出てきますので、お好みに合わせた量で調整してみると良いでしょう!
では、よーくかき混ぜてみます!
そしてスープが全体に馴染むと…クセのない牛の旨味やコクを凝縮したキレの良いコムタン風スープに仕上がり、黒胡椒で味を調えたことによって後味も良く、素材の旨味を存分に活かした最後まで飽きの来ない味わいが表現されているようです!(スパイシーな風味がまた食欲を掻き立てます。)
食べてみた感想
一口食べてみると…牛の旨味をうまく活かしたコク深くまろやかなコムタン風スープは、サラッとしていていながらも深みがあり、黒胡椒によるピリッとした辛さがちょうど良いメリハリをプラス、具材に使用した大豆加工品からも良い旨味が滲み出し、クセのない素材の旨味を活かしたことによってついついスープが止まらなくなります!
そして基本は後味すっきりとしたコムタン風のスープとなっていて、黒胡椒でアクセントを付けたテイストに“ねぎ”と卵を使用し、“ねぎ”は薬味として旨味を引き立てているようで、今回もまた決して侮れない美味しさが楽しめるかと思われます!そのため、濃厚なテイストというよりも…脂っこさのない牛出汁をうまく活かした軽やかなラーメンといった印象で、飲んだシメや夜食なんかにもぴったりです!
というかセコマのPBカップ麺は安定感があって美味しいですね!強いて言えば…もう少し牛ならではの脂感があっても良かったような気もしますが、これはこれで後味すっきりとした落ち着いた雰囲気のテイストですから、リーズナブルながらもチープな仕様ではなく、これが税別128円で楽しめるなら申し分ありません!他にもポークや香味野菜の旨味をさり気なく利かせたことで十分な美味しさと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様となっていて、麺量50gとやや少なめではありますが…すすり心地の良さ・ほどよい弾力とコシを兼ね備え、食塩や醤油でほんのり味付けを施した仕上がりとなっていて、スープとの馴染みも考慮されているようです!
そんな麺には、牛の旨味やコクが凝縮し、黒胡椒で味を調えたコムタン風のスープがよく絡み、じんわりと染み渡る出汁の旨味やキリッとしたアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる牛の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの大豆加工品が使用されており、大豆を主原料としているせいかそこまで旨味は感じられなかったので、まずは牛の旨味をしっかりと利かせたスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの卵は、見た通り“かきたま”のようなふんわりと柔らかな食感が印象的で、特に味付け自体感じされませんでしたので、今回の一杯にちょうど良い見た目としてのアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、若干細かくカットされたことでシャキシャキとした食感こそありませんが、ちょうど良い薬味になったことで今回のコムタン風スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、臭みのない牛の旨味やコクを凝縮した乳化感のある味わいに仕上げ、黒胡椒で味を調えたメリハリの付いた口当たりによって最後まで飽きの来ないテイストが印象的で、ほんのり香る牛の風味やフライ麺特有の香ばしさが広がっていき、食べる時間を気にすることなくコムタン風のラーメンを味わうにはちょうど良いサイズ感で夜食にもぴったりです!
また、食べ進めていくに連れて粉末スープやスパイスが全体に馴染んでいき、旨味も増したことで物足りなさといった感じも一切なく、牛のコク深くまろやかなコムタン風スープが喉越し良く堪能でき、これで税別128円はかなりリーズナブルと言えます!ただ、さすがに本格的とまではいかないものの、素材の旨味を活かした後味の良いコムタンが好みの方ならハマること間違いなく、若干量も少なめでカロリーもかなり低いということもあってある程度常備したくなるという方も多いかもしれません!
まとめ
今回「黒胡椒コムタン味ラーメン」を食べてみて、韓国のスープ料理“コムタン”をカップ麺にアレンジ・再現した一杯には…牛の旨味やコクを凝縮したスープに黒胡椒で味を調えたことによってちょうど良いメリハリが付き、あっさりとしたテイストながらも物足りなさといった感じは一切なく、他にもポークの旨味がコクを下支えし、具材に使用した大豆加工品や卵が印象的で、まろやかでキレの良い味わいが最後まで飽きさせることもなく、丸刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした幅広い層に好まれる一杯となっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!今回のフレーバーも素材の旨味を活かしたコムタン風スープに黒胡椒を合わせたことで、コク深くもキリッとしたアクセントが付き、想像以上に深みのある味わいとなっていたため、ついついリピートしている方も多いのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!